📋 この記事の概要

  • 山科区西野の築55年戸建てを断熱等級6相当(UA値0.45)に再生した実例を、工事内容・費用内訳・改修後の変化まで詳細公開
  • 総工費1,830万円 → 補助金210万円受給で実質1,620万円。冬季の脱衣所室温5℃→17℃の劇的改善
  • 断熱リノベの一般的な費用感、補助金活用方法、断熱等級ごとの目安、Q&A形式の補足情報も掲載

想定読者:築古戸建てを購入・所有しお寒さに悩む方/お子様のアレルギー・喘息で悩むご家庭/光熱費削減を検討中の方

はじめに:断熱性能が暮らしを劇的に変える

京都の冬は底冷えで知られ、特に築40年以上の木造住宅では脱衣所5℃・浴室3℃といった環境が一般的です。これが原因で冬季のヒートショックリスク(脳卒中・心筋梗塞)が大きくなり、お子様の喘息・アレルギー悪化、高齢者の身体への負担、さらには光熱費の高騰など、生活の質に大きく影響します。

本記事では、TSC HOMEが実際に施工した山科区西野の事例を中心に、断熱リノベの効果・費用・補助金活用を具体的にご紹介します。

本記事で扱う4つの観点(目次)

  1. ご依頼の背景
  2. 工事内容(断熱等級6相当)
  3. 総工費の内訳
  4. 改修後の変化

1. ご依頼の背景

山科区西野の築55年戸建てにお住まいのK様ご家族(30代ご夫婦・お子様2名)。お子様の喘息・アレルギー性鼻炎が冬場に悪化することから、住環境全体の見直しをご希望でした。

改修前の住環境の課題

  • 冬季の脱衣所温度5℃、浴室3℃、リビングと寝室の温度差が10℃以上
  • 結露が常態化し、サッシ周りのカビ・ダニの発生
  • 光熱費が冬季は月3〜4万円
  • お子様の喘息発作が冬季に月2〜3回発生

K様は当初「内窓設置だけで済むか」とお考えでしたが、無料診断の結果、外壁の断熱材がほぼゼロ・床下も無断熱と判明し、外周断熱を含む本格的な断熱リノベのご提案となりました。

2. 工事内容(断熱等級6相当)

外周断熱:高性能フェノールフォーム 60mm/床下断熱:現場発泡ウレタン 100mm/屋根断熱:グラスウール 24k 200mm/サッシ:樹脂アルミ複合+Low-E複層/計画換気:第一種熱交換型。UA値0.45を実現しました。

採用した断熱仕様の詳細

部位採用断熱材厚み性能(熱伝導率)
外壁高性能フェノールフォーム60mm0.020 W/m·K
床下現場発泡ウレタン100mm0.026 W/m·K
屋根グラスウール 24k200mm0.038 W/m·K
サッシ樹脂アルミ複合+Low-E複層ガラスU値1.9
換気第一種熱交換型換気システム熱交換効率80%

断熱等級の比較とUA値の目安(京都市・6地域)

断熱等級UA値の上限住宅水準
等級4(省エネ基準)0.872025年基準・建築物省エネ法
等級50.60ZEH水準
等級60.46HEAT20 G2(K様邸はここ)
等級70.26HEAT20 G3(最高水準)

3. 総工費の内訳

構造補強+断熱+窓+換気:1,250万円。水回り刷新+内装:580万円。合計1,830万円。補助金(国の長期優良リフォーム+京都市省エネ)で210万円受給、実質1,620万円でした。

工事費内訳(K様邸・床面積105㎡)

項目工事費備考
外壁・屋根・床の断熱施工520万円断熱材+大工工事
サッシ交換・内窓設置280万円樹脂アルミ複合×18箇所
第一種換気システム180万円機器+ダクト工事
耐震補強(部分耐震)270万円壁・基礎の補強
水回り(キッチン・浴室・洗面・トイレ)380万円全面更新
内装(床・壁・天井)150万円無垢材使用
給湯器(エコジョーズ)50万円機器+設置
合計1,830万円税込
補助金合計▲210万円国120万+京都市90万
実質負担1,620万円

4. 改修後の変化

冬季の脱衣所室温:改修前5℃ → 改修後17℃。リビング室温ムラ(天井と床の温度差)は7℃→2℃に改善。お子様の喘息発作が半年間ゼロに。電気・ガス代は逆に月平均1万円削減できました。

断熱リノベ後の改善効果(K様邸 実測値)

項目改修前改修後変化
冬季 脱衣所室温5℃17℃+12℃
冬季 浴室室温3℃16℃+13℃
リビング 天井-床温度差7℃2℃-5℃
夏季 2階寝室室温(深夜)31℃26℃-5℃
結露の発生毎朝サッシ全面ほぼ無し大幅改善
月平均光熱費(冬季)3.5万円2.4万円-1.1万円
お子様の喘息発作頻度(冬季)月2〜3回半年間ゼロ劇的改善

Q&A:よくあるご質問

Q1. 断熱リノベはどの程度の期間がかかりますか?

A. 全面断熱リノベの場合、工期は3〜4ヶ月が目安です。仮住まいが必要となるケースが多く、その費用も予算に組み込みましょう。内窓設置だけなら半日〜2日で完了します。

Q2. 工事中は住みながらできますか?

A. 内窓設置・部分的な断熱改修なら住みながら可能。外周断熱・床下断熱・サッシ交換などの大規模工事は仮住まいが必要です。仮住まい費用は2〜3ヶ月で30〜50万円が目安。

Q3. 補助金は誰でも使えますか?

A. 補助金は工事着工前の申請と要件適合が必須です。子育て世帯は「子育てエコホーム支援事業」(最大60万円)も併用可能。事業ごとに併用ルールが異なるため、最初に補助金プランを設計することが重要です。

Q4. 投資回収はいつ頃ですか?

A. 光熱費削減だけで見ると30〜50年かかりますが、「住宅価値の維持・向上」「健康・快適性」「子どもの健康改善」など金銭換算できないメリットを含めれば十分なリターンがあります。

Q5. もっと安く断熱性能を上げる方法は?

A. 段階的リノベがお勧めです:①まず内窓設置(30〜50万円)、②次に屋根裏・床下断熱(60〜120万円)、③最後に外壁断熱・サッシ交換(300〜500万円)の順。

次のステップ:断熱リノベを始めるために

  1. STEP 1:現状診断 築年・構造・断熱材の有無・サッシ仕様を確認
  2. STEP 2:目標断熱等級の決定 等級5(ZEH水準)/等級6(HEAT20 G2)など
  3. STEP 3:補助金プランの設計 国・京都市の補助金を組合せて受給額最大化
  4. STEP 4:見積取得 2〜3社の専門業者から相見積
  5. STEP 5:仮住まい手配 工期に合わせた賃貸物件の確保
  6. STEP 6:工事着工 補助金の申請・交付決定後に開始
  7. STEP 7:完了・効果測定 完了後の住み心地・光熱費の変化をチェック

TSC HOMEは、京都の気候に最適化した断熱仕様の設計から補助金申請・施工までワンストップで対応。初回30分の無料相談で、お客様の住まいに最適な断熱リノベ計画をご提案します。

▼ まとめ・ご相談ください

外周断熱+内窓設置で室温ムラを改善。冬季の脱衣所室温が5℃→17℃に。費用内訳と補助金活用の実例を公開します。
ご不明な点は、TSC HOME|トスクホーム(株式会社京都アシスト)までお気軽にお問い合わせください。京都市伏見区・山科区の地元密着で、初回30分のご相談は無料です。

※ 本記事で示した費用・補助金額・税額・手数料等はあくまで目安です。物件条件・契約内容・制度改正・申請時期等により、実際の金額が目安額を超過する場合があります。正確な金額は個別にお見積り・ご相談ください。

参考・引用元

※ 本記事中の法制度・補助金制度の情報は執筆時点のものです。最新情報は各公式サイト・担当窓口にてご確認ください。事例の物件概要・費用・数値の一部は、個人情報保護の観点から実際の事例を参考に再構成した内容を含みます。

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