📋 この記事の概要

  • 固定金利住宅ローンの代表「フラット35」と「フラット35リノベ」の違いを解説
  • 民間変動金利ローンとの総返済額シミュレーション比較を3パターンで提示
  • 選び方の基準・Q&A・申込フローを掲載

想定読者:住宅ローンの金利タイプ選定に悩む方/長期固定で安心したい方/持病等で民間団信に不安がある方

はじめに:金利タイプの選定が35年の返済額を左右する

住宅ローンは「変動」「固定(フラット35)」「固定期間選択型」の3タイプが主流です。中でもフラット35は、住宅金融支援機構が買取・保証する全期間固定金利商品で、35年間ずっと金利が変わらない安心感が最大の魅力です。

本記事では、フラット35の基本ルール・フラット35リノベとの違い・民間ローンとの比較を、京都地元の取引現場目線で整理します。

本記事で扱う3つの観点(目次)

  1. フラット35の特徴
  2. フラット35リノベとは
  3. 民間ローンと比較した総返済額

1. フラット35の特徴

借入全期間金利固定の公的住宅ローン。団信加入が任意で、持病等で民間団信が難しい方でも借入可能。2026年2月時点の金利目安:1.85%前後(買取型・団信加入)。

フラット35の主な特徴

  • 金利全期間固定:35年間の月々返済額が確定。家計計画が立てやすい
  • 団信加入が任意:持病・既往症で民間団信が組めない方も借入可能
  • 収入合算・連帯債務OK:夫婦共働きで返済負担率内ならフルに合算可
  • 融資手数料:取扱金融機関により異なる(融資額×1〜2%が一般的)
  • 頭金10%以上で金利優遇:「9割融資以下」は金利が下がる
  • つなぎ融資:注文住宅の場合の中間金支払いに対応

2. フラット35リノベとは

中古住宅購入+一定のリフォームで性能向上を図る場合、当初5年または10年間の金利が0.5%〜1.0%引下げ。省エネ・耐震・バリアフリー等の技術基準を満たす必要があります。

フラット35リノベの引下げ条件

タイプ性能要件金利引下げ
金利Aプラン長期優良住宅化リフォーム(耐震+断熱+劣化対策)当初10年 -1.0%
金利Bプラン省エネ・耐震・バリアフリーいずれかの性能向上当初5年 -0.5%

3. 民間ローンと比較した総返済額

3,500万円・35年借入での総返済額目安:民間変動金利0.5% = 約3,820万円/フラット35 1.85% = 約4,770万円/フラット35リノベ(10年1%引下げ) = 約4,490万円。

金利変動リスクを避けたい方、団信加入に不安がある方はフラット35、短期での繰上げ返済予定があれば民間変動、というのが基本判断の軸となります。

3,500万円・35年借入での総返済額比較

金利タイプ適用金利月々返済総返済額
民間 変動金利0.5%約9.1万円約3,820万円
フラット351.85%約11.4万円約4,770万円
フラット35リノベ Aプラン(10年-1.0%)0.85%/1.85%変動約4,490万円

※ 2026年2月時点の参考金利。実際は金融機関・属性で変動します。

選び方の判断軸

  • 金利上昇リスクを避けたい:フラット35(全期間固定)
  • 短期で繰上返済予定:民間変動金利(低金利を享受)
  • 持病等で民間団信が難しい:フラット35(団信任意)
  • リノベ予定で性能向上工事を行う:フラット35リノベ
  • 収入合算で借入額を増やしたい:フラット35(合算しやすい)

Q&A:よくあるご質問

Q1. フラット35はどの金融機関でも金利は同じ?

A. 基本金利は機構が決めますが、各金融機関の融資手数料サービス内容が異なります。手数料は融資額×1〜2%。比較して選びましょう。

Q2. 中古住宅でフラット35リノベを使う条件は?

A. ①機構の技術基準を満たす中古住宅(または改修で満たす)/②リフォーム工事を行うこと/③一定の性能向上を達成すること。適合証明書の取得が必須です。

Q3. 民間ローン審査が通らない場合の代替案?

A. フラット35は団信任意のため、健康面で民間が通らない方の最後の選択肢として有効。また機構の審査基準は民間と異なるため、属性次第で借入可能なケースがあります。

Q4. つなぎ融資が必要なケースは?

A. 注文住宅で土地取得→着工→中間金→完成、と段階的に支払いが発生するケース。完成時にフラット35が実行されるまでの一時資金として、提携金融機関のつなぎ融資を利用します。

Q5. 変動金利から借換える価値は?

A. 残期間が長く(20年以上)・残債が多い(1,500万円以上)・金利差が1%超ある場合、フラット35への借換でメリットが出やすい。シミュレーションで個別判断を。

次のステップ:金利タイプ選定の進め方

  1. STEP 1:自己資金・希望借入額の整理
  2. STEP 2:金利上昇リスクへの耐性確認
  3. STEP 3:物件の機構基準適合チェック
  4. STEP 4:複数金融機関の事前審査
  5. STEP 5:フラット35 vs 民間 vs リノベ の比較
  6. STEP 6:返済シミュレーションで最終判断
  7. STEP 7:本契約・融資実行

TSC HOMEは京都の提携金融機関と連携し、お客様の状況に最適な金利タイプ選定をサポートします。

▼ まとめ・ご相談ください

固定金利で安心と言われるフラット35。リノベ用の「フラット35リノベ」との違い、民間住宅ローンと比較した総返済額シミュレーションを比較表で整理します。
ご不明な点は、TSC HOME|トスクホーム(株式会社京都アシスト)までお気軽にお問い合わせください。京都市伏見区・山科区の地元密着で、初回30分のご相談は無料です。

※ 本記事で示した費用・補助金額・税額・手数料等はあくまで目安です。物件条件・契約内容・制度改正・申請時期等により、実際の金額が目安額を超過する場合があります。正確な金額は個別にお見積り・ご相談ください。

参考・引用元

※ 本記事中の法制度・補助金制度の情報は執筆時点のものです。最新情報は各公式サイト・担当窓口にてご確認ください。事例の物件概要・費用・数値の一部は、個人情報保護の観点から実際の事例を参考に再構成した内容を含みます。

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